ヒラタクワガタ等マット産みの産卵セット組む上での注意点(-_-;)

 

割り出しから3週間足らずですが、保管しておいた本土ヒラタクワガタの産卵セットの残骸を確認し、処分しました。

 

というのも産卵セットの残骸がやばいことに…

 

 

 

割り出した産卵セットは、1か月程度保管しておいたほうがいいといわれています。

 

というのも卵や幼虫の取りこぼしがあるかもしれないからです。

 

時間をおいてひっくり返してみると、大きくなった幼虫が出てくることがあります。

 

本土ヒラタクワガタの産卵セットは6月28日に割り出しして24頭の幼虫がとれましたが、以上の理由で、産卵セットの残骸を再びケースに入れて保管しておいたのです。

 

本土ヒラタ割り出しの模様をレポートした記事はこちら↓

 

割り出しから一週間がたったころでしょうか。嫁からコバエが出てきてやんなるわーという訴えがありました。

 

私は念のため、生体たちの飼育ケースをチェックしてみましたが、コバエは発生しているようではなかったので、

 

「多少はむし飼っているからコバエもしょうがないよね。むしのケース見てもそんな発生しているようには見えないし様子見て、と伝えました。

 

数日たち、今度は私もどうもコバエが机に飛んできて邪魔だなあと気になり始めました。

 

さすがにこれはおかしいと思ったのです。

 

そこで再度生体の飼育ケースを確認しました。やはりそんなわいているようではない、と思った時に、同時にピンと来てしまったのです。

 

いやまてよ、例の産卵セットの残骸は見ていなかったな。

 

産卵セットの残骸保管はホペイオオクワのと本土ヒラタのがあり、それらは生体とは離してどちらとも玄関に置いてありました。

 

早速、玄関まで行って、ヒラタの産卵セットのケースのふたを開けてみました。

 

ケースとふたの間には新聞紙を挟んでコバエ防止をしていたので、その新聞紙も取り除くと、

 

どわー。

 

とコバエがケースから出ていらっしゃいました。大発生です。

 

これだったか!

 

コバエが大発生した原因

 

よくよく考えてみました。

 

すると産卵セットを組んだ段階で大きなミスをおかしていたことに気づいたのです。

 

産卵セットを組んで、しばらくはメスは発酵マットの中にもぐっていましたが6日後に見たときは地表に出てきていました。

 

産卵セットからメスを出すまでの経過をレポートした記事はこちら↓

 

正確に言うとふたの上まで出ていました。

 

コバエ防止の新聞紙を破って、新聞とふたの間にいたのです。

 

私はアブない危ないと思って、急いでメスを拾ってケースに入れてふたをしました。

 

穴の開いた新聞紙を新しいのに変えることをせずに。

 

これが大きなミスでした。

 

コバエ防止のために新聞紙挟んでおいたのに穴開けっぱなしにして戻したらそりゃコバエわくはな~。

 

大体その1週間後に割り出しをしたのですね。

 

その時もコバエはケースの中にいたのですが、そこまで気になるほどではなかったのです。

 

割り出し後、ケースにマットと朽木の端切れを戻し、1か月保存しようと思って、この時新聞紙を穴の空いていない新しいのにしました。

 

そのマットには既にコバエが含まれていたにも関わらずにです_| ̄|○

 

ふたをして静かに保管しいる間にコバエがケースの中から発生し、ケースの中はコバエだらけになってしまったのです。

 

その中から器用な?コバエが隙間をかいくぐって、部屋の中に侵入してきていたのでしょう。

 

対処

 

コバエが大発生していたことを発見した私はすぐに一旦ケースごと玄関を出て、外にコバエを放出しました。

 

それでもケースの中で発生しているのでこのまま、自宅の中に置いとくわけにはいきません。

 

ケースの中にヒラタの幼虫がいるかもしれないので、いまこの段階で廃棄するわけにもいかないので、結局もう一回しっかりふたをし、今度はベランダの隅に置いて、外で保管することにしました。

 

直射日光が当たらない場所にですね。

 

産卵セットの残骸の中身の確認

 

それで今日、割り出しから約20日たちましたし、コバエのわいているケースをベランダにでも長くは置いておきたくないので、中身の確認だけして、残りの残骸を処分することにしたのです。

 

ベランダでケースのふたを取り、新聞紙を取り除くと案の定、またコバエが大発生して、中から飛び出してきました。

 

しばし、コバエを追い払った後、ケースの中身をプラスチックたらいの中でひっくり返しました。

 

 

結び

 

確認の結果ですが、幼虫はいませんでした。

 

ケースの中身は厳重にビニール袋で縛って廃棄しました。ケースも水洗いし終了です。

 

今回の教訓は、マット産みのクワガタの産卵セットはある程度深くマットを詰めて入れなければならないが、メスがケースとふたの間に挟んだ新聞紙に手が届かないくらいの余裕は残しておかなければならない、ということでしょうか。

 

また新聞紙に穴が開いているのを発見した時点で、すぐに取り換えて新しいコバエ防止の新聞紙なりなんなりを挟みなおすべきでした。

 

当たり前のことなのですが、うかつな私はそのままにしてしまいました。

 

新聞紙など挟まなくともコバエ防止仕様のふたのケースを使っている方にはあまり関係のない話だったかもしれませんがm(__)m

 

ケースの深さの半分以上をマットで埋める時は、埋めすぎにご用心という話でした。

 

それでは!

 

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