続・ヒメオオクワガタが産卵木をかじらない

ヒメオオクワガタ産卵セットを2ライン組んでいますが、いまだ産卵木すらかじらない状況が続いております。

 

 

産卵セットを改善したものの…

 

前回の記事で、管理温度とマット水分量の改善をして、しばらく様子を見ていました。

 

管理温度は18‐20度。水分量は当初マットにもかなり多めにしていたので、加水してないマットを追加して水分量を調整しました。

 

水分量は:ヒラタクワガタ>ヒメオオ>オオクワガタ、と伺いました。

 

前回の記事はこちら↓

 

上の改善をしたのが、5月5日ごろ。

 

それから更に様子を見ましたが、依然として産卵木をかじらず。

 

ヒントを求めて、5月9日にむし社へ訪問、スタッフさんに質問してみることに。

 

そこで以下のようなヒントがもらえました。

 

産卵木を水に浸けすぎると、材が腐ることもあるから、浸けすぎには気を付けて、と。

 

私は丸3日間材を水没させていたのですが、3日目には、水が臭くなっていたのを思い出しました。

 

それを伝えると、水が腐ってくると、材もだめになり、メスも産まなくなるよ、と言われました。

 

また材を水に浸ける時間も長くて半日(12時間)位が限界とも。

 

そうか、材を水に浸けすぎて材を腐らせて(臭くさせて)しまったかもしれない、問題はきっと、材だ!

 

早速帰宅して、全然かじっていない材は、取り出して、メスも一旦成虫飼育用ケースに戻しました。

 

ストックで持っていたシデカワラ材を新たにカットして、水に今度は、8時間ほどつけることにしました。

 

臭いのがマットにもうつっているかもしれないので、結局、産卵セットの中身を全とっかえしました。

 

5月10日、新たにリニューアルした材とマットで産卵セットを2セット組んで、再度ヒメオオメスを投入です。

 

管理温度は、18‐20度です。

 

5月23日、およそ2週間たちましたので、再度産卵セットの中をチェックしてみました。

 

もちろんそれ以前もちょこちょこふたを開けてチェックはしていました。

 

その限りでは、やはりかじってはいなさそうでした。

 

改めて、産卵木を掘り出して、かじっているところがないかどうか確認しました。

 

結論的には、どちらの産卵セットも、産卵木はかじられていませんでした。

 

やっぱりだめか~_| ̄|○_| ̄|○_| ̄|○

 

う~ん、何が悪いのかわからない。

 

難産種のヒメオオだから産まないまでも、せめて産卵木をかじるくらいしてほしいのだけど、それもしてくれないとなると、困ったなあ。

 

(富士山産の産卵セット)

アオカビも結構はえている…

 

 

 

 

 

(福島県産の産卵セット)

 

 

 

 

 

 

 

改善するとすれば…

 

ひとつは、産卵木ですかねえ。

 

今はむし社のシデかわら材(細)を三等分に輪切りにして、一ケースに2個輪切りを入れています。

 

 

直径でいうと7‐8センチ、高さが6センチ位の輪切りです。

 

調べていたら、材の側面よりも平らな木口部によく産むというのでそういう風にしてみたのですね(輪切りにするのは大変でそのまま使えればそっちのほうがいいのですが)。

 

材は太くなくても、細い材にも産むということで、こういうチョイスをしています。

 

太い材を一個転がして埋め込んだほうがいいのか?

 

5月10日以降では、片方のセットは、材を2個とも立てるのではなく、一つは、転がしてみています。

 

 

産卵木に関してなにか改善すべきことがあればご指摘いただけるとありがたいです。

 

あとは、産卵セットにオスを同居させてみようかなあと。

 

富士山産は、5日間の同居で、その当日からメイトガードしていて、3日間位ずっと一緒にいたから交尾していないとは考えられないのです。

 

福島産は、同じく5日間の同居で、常にお互い距離を取っていたから、交尾していないかもしれないですが、5日間も同居させて交尾しないことあるでしょうかネ…?

 

今の私には、ご指摘をいただいて材を工夫するか、産卵セットにオスも投入するか位しか思いつかないのです。

 

以前の記事で載せた魔法、グルタミン酸ナトリウムをふりかけるというのもやってみたのですが、効果なしです。

 

結び

 

あっさり苦戦しております。

 

私には難しすぎるのかなあと思いつつ、材にかじらせる位させたいなあと思うところです。

 

ヒメオオ自体はどちらのペアも元気ですので、なにかヒントいただければ、改善して長期戦でいきたいと思います。

 

どうぞよろしくお願いいたします。

 

それでは!