夏以降すべてのクワガタ生体(成虫、幼虫問わず)を自室にて飼育してきましたが、12月に入り自室より玄関の方が涼しくなりましたので、越冬組はお引越しです。
マンション住まいの我が家の中で一番涼しいのはやっぱり玄関ですね。
ちなみに夏は、自室の方が涼しく、玄関のほうが暑いです。
越冬するのは以下のクワガタたちです。
ホペイオオクワガタ♂2、♀1、本土ヒラタクワガタ♂1♀1、ミヤマクワガタ初令幼虫18頭、ヒメオオクワガタ1ペア
それぞれ見ていきたいと思います。
ホペイオオクワガタ
♂72mm
既に11月にはかなり動きが鈍くなり、ずっと1400㏄のボトルのマットの中に潜っております。
見たところ、ゼリーも食べていないようです。
♂77mm
こちらは今年殺虫剤トラブルで後遺症を負ってしまった個体です。
自分からひっくり返ってしまい起き上がれない状態がずっと続いていました。
11月の段階で、ケースにマットを半分敷いて、その上にミズゴケをケース一杯に詰めるという仕様に変えて、様子を見ていました。
当初はミズゴケの中に潜らせてもケースのてっぺんまで上がってきて、やはりひっくり返ってしまっていました。
この仕様にしてから半月ほど時間がかかりましたが、ついにこのオスもミズゴケの下のマットまで潜ってじっとしているようになりました。
なんとか越冬はしてくれるめどがつきました。
来春はひっくり返ることなく元気に起きてくれるといいのですが。
彼がミズゴケに潜った時の記事はこちら↓
♀48mm
こちらは500㏄ボトルにて管理し、11月からは基本潜りっぱなしです。
そうは言ってもたまにゼリーを見ると減っているので、やはり自室管理では室温が高くて完全に越冬モードにはならないようです。
室温はエアコンなしで大体18度前後です。
完全に越冬モードにするためには玄関がよさそうです。
本土ヒラタクワガタ
♂68mm
11月後半からは越冬用に準備した針葉樹マットの中に潜って静かにしております。
ゼリーもここ2週間ほどは手つかずとなっております。
オオクワもヒラタも♂は比較的越冬モードに入りやすいのですかね。
♀38mm
越冬組の成虫の中では、自室飼育で一番元気な生体です。かなり活動的でゼリーも爆食いしております。
この子のために、玄関へのお引越しを決めたといっても過言ではありません。
室温がある程度まで維持されていればいつまでも起きていそうな感じです。
ミヤマクワガタ幼虫18頭
ずっと自室の簡易保冷室にて飼育しておりましたが、気が付いたら自室よりも玄関のほうが涼しくなっておりまして、これからは玄関にて常温管理となります。
11月に孵化してきた子たちなので、まだまだ小さく250㏄プリンカップに一頭ずつ入れて管理しております。
来年2月ごろマット交換とともに雌雄判別してカップからクリアボトルへと移行していく予定です。
しばらく放置になりますが、きっとこのほうが彼らにもいいことでしょう。
暖かくなったらまた自室にて温度管理しながらの息の長い飼育を続けていきます。
ヒメオオクワガタ1ペア
むし社で購入したばかりのヒメオオクワガタペアを、購入したケースそのままで、水苔をケースのてっぺんまでしっかり敷いて冬越しさせます。
購入後帰宅して、写真撮ろうと思ったら、とにかく動き回るのでオスもメスもちゃんとした写真が撮れていないです。
今年10月の材割り採集された生体ですが、むし社の温かい環境で目が覚めてしまったのでしょうか。
玄関は15度なので、これで少し落ち着いてくれればと思います。
ただとても寒さに強いクワガタだとのことですので、この環境でも活動するかもしれないので、ゼリーも入れて様子を見てみようと思います。
結び
以上が我が家の玄関先常温管理生体となります。
玄関は現在15度、朝方は、14度まで下がるようです。
これからまだ下がるでしょう。
こちらで成虫たちはゆっくり眠ってくれればと思います。
ミヤマ幼虫はしっかり育ってくれることを願います。
自室では、いまのところ本土ヒラタの子どもたち半分位が年末羽化してくる予定で、それを待ち構えているところです。
ホペイオオクワの幼虫たちはさすがに年内の羽化はなさそうです。
来年までしっかり成長して立派な成虫が羽化してほしいものです。
それでは!