今年の秋に羽化を予定していたヤエヤママルバネクワガタ終齢幼虫ですが、ついに1頭繭玉になりました。
さていつ羽化するのか?!
繭玉までの道のり
ヤフオクで購入したヤエマル幼虫ですが、2019年11月ごろ孵化したもので全部で5頭います。
マルバネクワガタは、飼育下では概ね2年1化ということで、飼育プランでは、今年の2月~5月位までに、繭玉を作り、9月~11月ごろ、羽化してくる予定でした。
ところが、この5頭、既に何度も記事にしたようにいつまでたっても繭玉を作らず、6月末時点で繭玉を作っていたものはゼロでした。
繭玉を作るのを悶々として待つ私とヤエマルの記事はこちら↓
ということは、今年の秋羽化ではなく、来年の夏から秋に羽化してくる3年1化の可能性が濃厚ということです。
は~、もう1年待つのかと思っていたところ、7月半ば頃、ついに!繭玉を作った痕跡がボトルの側面に現れました。
このようなしるしがあるのは残念ながらこの1頭だけです。
他の4頭に関しては、今の時期まで繭玉になってないとすると、3年1化で来年の羽化になりそうです。
今回のマルバネ飼育、1,2令幼虫を購入してから今まで実に順調に来ていたのですが、ここで思わぬ落とし穴にはまってしまいました。
きいたところによると、ヤエヤマ飼育していると少ない確率ですが、原因不明で3年1化の幼虫が出てくるということです。
ただオオクワガタのようにセミ化して死んでしまうとかいうことはなく、3年1化では羽化するそうです。
飼育していた4頭が8月の時点で繭玉を作らないというのは、飼育している私の自室の環境的な要因があるのではと思うのですが、決定的なことは分かりません。
繭玉になったのは19gの幼虫
繭玉になったのは、昨年12月ボトル飼育に切り替えたときに19gあった幼虫です。
5頭の中では一番大きかった幼虫になります。
7月の入ってやっと繭玉になりました。
この子は果たして今年の秋羽化してくるのでしょうか?
幼虫の購入元のヤフオク出品者さまに質問したところ、今秋に羽化してくる可能性もあるが、他の4頭とともに来年一緒に羽化してくる可能性が高いだろうとのことでした。
マルバネクワガタは繭玉の中で1年以上こもっていられるそうなのです。
今後の管理
繭玉になった子は、このまま、放置ですね。
残りの4頭に関しては、9月末までこのままの状態で様子を見ます。
その間に繭玉になった子はやはりそのまま放置、9月末の時点でまだ幼虫として姿を見せていたら、もう一回マットの補充ですね。
後は、また寒くなったらしっかり温度管理をするということでしょうか。
結び
1頭だけでも繭玉を作ってくれ、変化が見れたのはよかったのですが、今年の秋にヤエマル成虫にまた会えると思って楽しみにしていたのに、その可能性がかなり厳しくなってしまい、残念です。
この5頭とは別に、2020年11月孵化のヤエマル初期3令幼虫を14頭飼育しています。
こちらは2年1化なら来年の秋羽化予定となっています。
なんとか予定通り2年1化で羽化してくれるといいのですが。
いずれにしても繭玉を作ってくれるように気を長ーくして機が熟するのを待とうと思います。
それでは!