7月7日に購入した茨城県産ミヤマクワガタを今日はじっくり観察したいと思います。
55㎜と中サイズですが、元気のいい基本型のかっこいい個体です。
むし社で購入しました。
右前足のフセツが取れているのでB品で880円でしたが、とても元気がよく気に入っています。
昨年飼育していた神奈川県産ミヤマクワガタのオスは62㎜と68㎜でした。
それと比べるとちっこいですが、中サイズのミヤマもかわいくて好きです。
オオクワガタも70㎜オーバーもいいけど、50㎜代位のオオクワガタも大あごに特徴が出てかわいいです。
昨年の神奈川県産ミヤマの大あごはフジ型でしたが、今年の茨城県ミヤマは基本型です。
どちらも魅力ありますが、フジ型をずっと見ていましたので、大あごの先端がしっかり二又になっている基本型のミヤマは新鮮でかっこいいです。
エゾ型はもっとかっこいいのかなと思い、過去の記事などを見かえして、嫁に、フジ型、基本型、エゾ型の写真をみせてどれが一番好きと聞いたら、エゾ型!と言っておりました。
ほほ~、嫁でもこの大あごの違いがわかるのねとちょっと感心しました。
ミヤマクワガ大あごの型についてはこちら↓
ミヤマクワガタの大あごの型は卵から初令幼虫時代にかけて体験した温度帯が影響すると聞いております。
小島啓史氏の研究データによると、幼虫飼育を16℃・20℃・23℃・25 ℃の恒温室で行ったところ、25 ℃は成長が早いものの黒斑を生じて全滅。
23℃は1年1化でフジ型で羽化、20℃は1年1化で基本型で羽化、16℃は2年1化でエゾ型で羽化する個体が多かった、とのことです。
私は現在、神奈川県産の種親からブリードした幼虫を14頭飼育しておりますが、この子たちは、卵から初令幼虫の間、かなり冷やしていたので、エゾ型が羽化してくれないかなとひそかに楽しみにしています。
冷やし過ぎたせいか、孵化するまでに2か月以上かかったものもいましたが(;^ω^)
昨年ミヤマ卵から孵化までの記録↓
今年はミヤマの成虫にはお目にかかれないと思い、ミヤマのオス単品を購入したわけです。
ミヤマクワガタ、どこかエキゾチックで、なんとも魅力のあるクワガタです。
結び
飼育は現在、500㏄ボトルにミズゴケを入れて、飼っています。
ミヤマは乾燥に弱いので、霧吹きや湿度を保つ配慮は必須ですね。
また簡易冷温室においているので、管理温度は20度になります。
えさも非常によく食べております。
ワイルドなのでいつまで生きてくれるかわからないですが、10月位まで生きてくれると嬉しいです。
それでは!