今期は国産オオクワガタ(森田ゴールド)とホペイオオクワガタ(森田プラチナ)の2種を種親としてブリードしています。
どちらも同じタイミングで産卵セットを組み、割り出しまで終わっています。
今回は全て卵で割り出しました。その後の孵化状況をレポートします。
国産オオクワガタ(森田ゴールド)
6月3日の割り出しで、29個の卵、1頭の幼虫を得ました。
その後、29個の卵をプリンカップで管理していたのですが、29個全頭の孵化が完了しております。
割り出し後毎日のように孵化していって、6月18日が最後の孵化で、全頭が無事に孵化しました。
孵化した幼虫は、そのまま無添加マットの産卵一番の中で1週間ほど住んでもらった後、菌糸ビン800㏄に入れていきました。
孵化した幼虫を産卵一番に投入し、1週間後に菌糸ビンに入れるという作業の日々が2週間程続きました。
今は全て菌糸ビンに入れ終り、一息ついているところです。
今回は卵を割り出すやり方をしましたが、それによって、幼虫が脆弱になる可能性、また産卵一番という無添加の一次発酵マットに1週間滞在させたことで成長が遅れる可能性、その後の栄養価の高い菌床による過剰肥満した幼虫になりやすい(→羽化不全の可能性)等のご指摘も受けました。
まだまだ行き当たりばったりでやってる感が否めませんが(;^ω^)、私なりにやってみたことの結果をしっかり見届けていきたいと思います。
ホペイオオクワガタ(森田プラチナ)
6月5日の割り出しで、20個の卵を得ることができました。
現在、17頭まで孵化しております。
卵3個がまだ孵化しない状態です。
少なくても既に24日は卵でいるはずですので、他の卵が24度の管理で3週間で孵化していますので、ちょっと心配です。
孵化した卵は国産オオクワと同じ管理方法で、現在、15頭が800㏄菌糸ビンに入っております。
できれば、全20頭でホペイも菌糸ビン飼育をしていきたいのですが、どうなりますでしょうか。
結び
国産オオクワは孵化率100%、ホペイは85%でまだ上がる可能性もあります。
卵の管理は苦手意識を持っていたので、どうなることやらと思っていましたが、かなり高い数字で孵化してきてくれているのでまずはほっとしているところです。
できればあまりトラブルなく羽化まで行ってほしいと思いますが、それも勉強だと思って、そのつど対処していたいと思います。
それでは!