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- オウゴンオ二クワガタ - 飼育方法
羽化後十分な休眠期間を与えられず、すぐに後食をはじめてしまったと思われる飼育品モーレンカンプオウゴンオニクワガタ。
今年2月から3月にかけて3回カワラ菌床で産卵セットを組みましたが、幼虫1頭しか取れず、一度はこのメスでのブリードを諦めましたが、約2か月ぶりにメスを再度追い掛けし、デジカワラ(カワラ菌床産卵セット)に投入してみました。
デジケースの側面から3個の卵を確認することができました。
一度はあきらめたCB個体のメスでしたが…
WDモーレンのメスでもカワラ菌床産卵がうまくいかず、彼女には植菌レイシ材を試すことにしました。
それで用意しておいたカワラ菌床産卵セットのデジカワラが2個余ってしまうことになり、一度はあきらめたCBモーレンペアがまだまだ元気にしていたので、あれから2か月ほど経ったし、もう一度CBメスを試してみることにしました。
CBモーレンペアは、♂♀ともに2020年12月羽化で、2021年1月の終わりには、ショップの店頭に並んでおりました。
私が購入したのは2月8日のことで、後食が始まって、1週間位とききました。
ショップではモーレンカンプオウゴンオニは他のオウゴンオニに比べて成熟が早いので、もう産卵セット組めるだろうと言われました。
購入当時の記事はこちら↓
それではじめたカワラ菌床産卵でしたが、3セット組んで幼虫1頭しか取れず、そのCB個体の管理上の問題点とかがわかってきて、一旦はCBメスでのブリードは諦めました。
管理上の問題とは?こちらの記事に詳しく書きました↓
ところがこの度、デジカワラが余ったので再度CBメスを産卵セットに投入してみたのです。
ブリードを断念した時からは既に2か月ほど経過したので、追い掛けして再度試してみました。
投入して10日が経ちました、卵は…
再開1セット目のデジカワラは、実はWDメスが、全然もぐらず3日で彼女を取り出したお古になります。
新たに穴を掘って突っ込んでやると、今度はWDメスとは打って変わって、いい感じの勢いで潜っていきます。
おお!いい感じじゃないか。
しかしCBメスは以前もカワラ菌床には反応良くて、ケースの中を潜ってはいたのですが、ただ潜ってただけで卵・幼虫は見つかりませんでした。
反応いいし潜るけど産まないんだよな~、とかぼやきながら、様子をうかがうことにしました。
3日目、ついに側面に卵を発見しました!
おお!産んでるじゃん!
もう卵は産まないと思っていたCBメスが卵を残しました。
まあ孵化するかわからないけど…
とネガティブにまだ思っていましたが、2日後にまた、卵が確認されました。
また2日後にも卵を側面に発見!
10日間で合計で3卵が側面から確認できました。
しかもこのメス、私が観察する限り、10日間ずっと潜りっぱなしでした。
モーレンのメスは出たり入ったりするのが習性と聞いていましたが、これがどうして、10日間潜りっぱなしだったのです。
現在レイシ材に穿孔しているWDメスも、既に6日間レイシ材の中に潜りっぱなしです。
ゼリーは全く減っていませんし。
結び
割り出しをしてないのでなんともいえませんが、ここに来て、WDメスにもCBメスにも産卵しているんじゃないかという手ごたえを感じています。
CBメスは、お古のデジカワラからは取り出して、1日休ませた後、5月30日から最後のデジカワラ産卵セットに投入しました。
これも穴を掘って、メスを突っ込んで以来、ずっと潜りっぱなしでいます(まだ1日経っていませんが)。
デジカワラは幼虫で採り出す仕様ですので割り出しは先になります。
一度断念したメスですが、うれしい誤算で、幼虫たちが4‐5頭でもとれたらいいなあと思います。
いまはデジカワラの中で産んでくれていることを祈って。
それでは!