温度管理が必要なクワガタ飼育に欠かせない簡易保温室の作り方<実装編>

簡易温室の箱モノができたら、今度は、実際に温室にするために機材を実装していきます。

 

ヒーター、温度計、サーモスタットなど。

 

仕上げは、実験です。

 

 

 

実装

 

ヒーターの設置

 

使用するのは、ピタリ適温プラス3号になります。

 

 

大きさ別に1号~4号まであります。

 

今回は3号にしましたが、保温温度の状態をみて、温度が上がらないようなら、追加するか、4号と差し替えようと思っております。

 

薄いペラペラですが、結構高いです。

 

ピタリ適温プラス

1号 2067円
2号 2703円
3号 3553円
4号 4421円
(アマゾン価格)

 

温室ボックスの一番下に敷いて、養生テープでサイドを固定します。

 

 

ケーブル等を通すボックスの内と外をつなぐ穴が必要です。

 

ちょうど段ボールにつかみの部分がありましたのでそこに穴をあけることに
します。

 

 

ヒーターが固定できたら次は、その上にすのこを置きます。

 

ヒーターの上に直にケースや菌糸ビンを置くと熱くなりすぎてしまうからで
す。

 

 

すのこは100均で売っています。私はダイソーで買いました。

 

サーモスタットの設置

 

こちらも商品の箱に図示して説明してあるので、その通りやればオッケーです。

 

 

①ヒーターの電源プラグを、サーモスタットの接続用コンセントにつなぐ。

 

②センサーを温室の中の適当な場所にセット。

 

③維持したい温度を本体のひねりで設定。

 

④サーモスタットの電源プラグをコンセントにつなぐ

 

23度に設定したら、23度を上回ったらヒーターの電源を切り、23度を下回ったらヒーターの電源を入れるという仕様です。

 

今回私が使ったサーもスタットは、ミニマルサーモ

 

 

維持したい温度15度~40度までを調節してくれます。

 

アマゾンで2980円でした。

 

これで簡易温室は完成です。

 

実装実験

 

最後に実際に生体を入れる前にヒーターとサーモスタットの電源を入れて、きちんと温度調整されるか確認します。

 

実装実験の日の私の部屋の室温は、22度ほどでしたので、25度に設定して、温室の中にはマットだけ入った飼育ケースを入れ、そこにセンサーを置いて実装しました。

 

 

 

25度に設定すると、24度~25度で位で維持してくれることが確認できました。

 

室温がそこまで下がっていないので、20度を下回ってきてからが本番ですが 、まずはオッケーということにします。

 

温度計は、温室の中と外に最低2個はおいて外気温と室温がわかるようにします。

 

デジタル温度計は、温室内用に1個購入しました。1097円。

 

かかった費用

 

最後にここまでのかかった費用を出しておきます。

 

・ダンボール 160サイズ 547円

・スタイロフォーム 1820㎜×910㎜×25㎜ 1174円(カット料132円含)

・万能Lカッター 360円

・発砲スチロール用接着剤 492円

・ピタリ適温プラス3号 3780円

・サーモスタット 2980円

・すのこ 110円

・保温アルミシート 2枚 220円

・温度計 1097円

 

合計 10790円

 

結び

 

以上で簡易温室の作り方を終わります。

 

ホペイオオクワの幼虫も本土ヒラタの幼虫も飼育しているものを全部は入れられないので、これから検討して、常温でいくものと温室で管理するものを振り分けていきたいと思います。

 

そちらは飼育プランになりますのでまた別途記事にしていきます。

 

準備編はこちら

 

それでは!