6月25日にむし社に行ってきました。
本土ヒラタクワガタを購入しようか迷いましたが、今回は心が決まらず見送って帰ってきました。
本土ヒラタに再挑戦したいのですが…
今回むし社に行ったのは、お目当てのものがあり、またカブクワシーズンの6月に入り、国産も含め、どんな生体が入っているのだろうと、それを見に行くためのものでもありました。
お目当てなのは、本土ヒラタクワガタです。
昨年も私なりに大切に育てたのですが、羽化してきた個体から、個体差を超えて本土とは違う特徴をもった個体が羽化してきてしまいました。
純正の本土ヒラタではない、いわゆる雑種であることが判明したのです。
九州産の本土ヒラタでしたが、そういう事情もあり、今年羽化した個体群でのブリードは断念しました。
その種親はヤフオクで入手したものだったので、今度は、ショップで、むし社で間違えのない種親を入手して、再度本土ヒラタのブリードに挑戦したいという思いがあるのです。
本土ヒラタクワガタの雑種・交雑事情は深刻で、むし社で購入したからとって絶対ということはないかもしれませんが。
私の希望としては、65㎜オーバー位の西寄りの産地の本土ヒラタのペアが売っていたらいいなあと思ったのです(在庫は電話で事前に確認しておりました)。
島根県産本土ヒラタクワガタ
それでむし社で現在売り出しているのが、島根県産本土ヒラタクワガタ70mmトリオでした。
おおすごい!70㎜!しかもトリオ(♂1♀2)。
実際にふたを開けて見せてもらいましたが、70㎜の本土ヒラタを見るのははじめてだったです。
さすがに貫禄・迫力があり、かなりかっこいい本土ヒラタでした。
70㎜本土ヒラタクワガタを見たいと方はぜひ在庫確認してむし社に行かれることをおすすめします。(現在2トリオ棚に並んでいます(6.25現在))
去年もむし社に九州産本土ヒラタが入っていましたが、それは68㎜だったかと思います。
しかしトリオなんですよね。爆産セットとも言えますが、ペアにしてもう少し価格下げて売ってくれるといいのだけどなあという思いもあり…(その日の私の予算は1万円でした。)
それとこの個体は既に70㎜と私が目標としているサイズに到達してしまっているので、自分の力で70㎜を出すというロマンにちょいとかけるなあ、などと勝手なことを思ったりしました。
在庫確認した時は、同じ産地で、68㎜ペアというのがあったのですね、実はそれが本命だったのです(それはどうやら売れてしまったようです)。
東京都産本土ヒラタクワガタ
これとは別にもう一つ私の目を引いた産地がありまして、それはむし社の名物といってもいいかと思いますが、東京都産本土ヒラタクワガタです。
こちらの産地は毎年むし社で売りに出されるのですよね。
♂50-54㎜ペア 3,850円、値段もお手頃です。
西側地域の大型ヒラタクワガタを狙うよりも、関東の本土ヒラタを地道に育てて、大型化を年数をかけて目指すというのも、夢があります。
久しぶりに50㎜台の本土ヒラタを見ましたが、これはこれで、小柄ながら魅力あるのです。
むし社のスタッフさんによると、ブリードすれば菌糸ビン一本かえしで、60㎜オーバーは出せますよとのことでした。
関東の本土ヒラタクワガタだと、最大で68㎜位が限界だろうと、SNSのグループのベテランメンバーの方はおっしゃっていました。
う~ん、こっちにも魅かれてしまう。
でも一方で、去年68㎜の種親から70㎜目指してやっていたのに、50㎜台から再スタートはどうなんだろう、70㎜は気が遠い話だし、私自身そのサイズで満足できるのだろうかという思いもあり…
SNSでクワガタのグループに入っているのですが、いまはクワガタ採集シーズン真っ盛りで、皆さん、自力でヒラタクワガタ頑張って捕まえているのに、私はむし社で東京都産のを購入するのはなんかかっこ悪いなあ、なんてことも考えてしまいました。
今年は、遅ればせながら機会を見つけて、昆虫採集行きたいですが、ヒラタクワガタは東京都産の1回だけ捕まえたことがあるだけ、採集に行ってもヒラタをとれる可能性はまあかなり低いかなあと思っております。
そんなことをぐだぐだ考えながら、島根県産か東京都産かどっちを購入しようかと悩んだ挙句結論が出せず、今回購入は見送って、マットを一つだけ買って、帰ってきました。
国産カブクワ
国産カブクワ、かなり入荷されていましたね。
埼玉県産カブトムシ 特大 ♂880円。
飼育品ですね。去年もカブトムシ買ったので、今年も買おうかなと一瞬思ったのですが、去年はコロナ禍で家族から採集は反対されましたが、今年は、採集にいけると思うので、カブトムシはよしておくことに。
ノコギリクワガタ 栃木県産 ♂55-59㎜ 880円 野外採集品
水牛型のかっこいいノコギリクワガタですね。
これも採集で出会えるかなと思って、見るだけに。
コクワガタ 栃木県産 ♂大サイズ 440円
国産のクワカブはこれだけかなとおもっていましたが、むし社店内をぐるぐる回ってみたら、あの国産クワガタも小柄サイズながら既に棚に並んでおりました。
ミヤマクワガタです。6月にもう入荷しているのですね。
小柄なミヤマがプリンカップで売っておりました。
山梨県甲州市産 ♂45-49㎜ペア 1,980円
ミヤマは現在ブリード中ですからね。まずは彼らをきちんと羽化させたいです。
来年羽化してくれるかな?
目に留まった外国産のクワガタ
何か買って帰りたい気持ちもあり、外国産も見たのですが、現在モーレンカンプオウゴンオニに手を出しているし、あちこち浮気するのはよくないと思い、見るだけにしました。
その中で、目を引いたのがこちらのクワガタ、2種。
マリンドッケヒラタクワガタ
絶妙なバランスのとてもかっこいいヒラタクワガタ。
スマトラオオヒラタも、パラワンオオヒラタもいましたが、私はマリンドッケが一番好きです。
太すぎもせず、長すぎもせず、ちょうどいいんだようなあ、というのが私の感想です。
カッコいいです。
やってみたい気もするけど、かなり大型サイズのヒラタクワガタなので、当面は私の環境では、スペースとれないなあ、と。
マンディブラリスフタマタクワガタ
大型、ド迫力!
ふたを開けて見てみると、更に迫力アップ。
立派なクワガタだなあと、ほれぼれして見いっていました。
結び
結局、生体は何も買わずに帰ってきたのですが、何か生体を購入したい気持ちと、採集に行きたい気持ちがくすぶっております。
本土ヒラタは結局どうしようといまだに心決まらずです。
飼育スペースの問題で、これ以上は難しいのではないかというのもあるのですがね。
いずれにせよ、クワカブシーズン到来ということで、機会を見つけて採集に行ってこようと思います。
まあ、ちっちゃなコクワがとれたとかカブトムシがいたとか、そんなものなんですけどね(-_-;)
それでは!