ヤエヤママルバネクワガタの卵42個の内、何頭の幼虫が取れたのか?!

11月19日から孵化し始めたヤエヤママルバネクワガタの卵ですが、観察できるものは全て孵化しました。

 

採卵した卵の総数は42個でしたが、その内何頭幼虫がとれたのでしょうか?!

 

 

 

取らぬ狸の皮算用ですが…

 

管理温度は24度。ヤエマルの卵の孵化までの目安となる期間は3週間~4週間で、非常に正確に孵化してきました。

 

結果を初めに言うと目視できた範囲では、採卵数42個の内、16頭の孵化が確認できました。

 

採卵
2020.10.26  第一回採卵 9個(3日間で)
2020.10.29  第二回採卵 11個(3日間で)
2020.10.30  第三回採卵 6個(2日間で)
2020.11.03  第四回採卵 7個(丸1日で)
2020.11.10  第五回採卵 9個(2日間で)
孵化
2020.11.19  1頭 10.26採卵
2020.11.21  2頭 10.26採卵
2020.11.22  1頭 10.26採卵
3頭 10.29採卵
3頭 10.30採卵
2020.11.26  3頭 11.03採卵
2020.11.27  1頭 11.03採卵
2020.12.01  1頭 11.10採卵
2020.12.04  1頭 11.10採卵

 

(12月4日に孵化が確認できた若齢幼虫)

 

卵は250㏄プリンカップに基本5個ずついれて管理しています。

 

後の卵26個はどこへ行ったのかというと、考えられるのは、

 

①管理用のプリンカップの側面に卵を入れた時に、マットに埋まってしまってその時点で存在を確認できなくなってしまったのがいる。

 

②溶けてなくなった
特に産卵しはじめて初めの20頭位までの孵化率は低い。

 

③孵化は確認したが、記録漏れ(再度見たときには既にマットの中に潜ってしまってわからなくなってしまった)

 

ここから狸の皮算用…

 

未確認の26個の卵の内、初めの20個目位までは、孵化率が低いので、仮に孵化率が50%とすると10個の卵は溶けてなくなってしまったことになるので、26個から10引いて、16頭の孵化。

 

その未確認の初令幼虫16頭の内、ヤエマルは特に初期初令幼虫は落ちやすいということですので、16頭の内、6頭位は落ちたかもしれないとして、6頭引きます。

 

結局未確認の卵26個は、10頭位が初令幼虫となってプリンカップに生存しているのではと推測します。

 

一方孵化が明確に確認できた16頭に関しても同じように6頭位落ちている可能性もあります。

 

それらを踏まえて私の予想では、20頭~26頭位が最終的に現在プリンカップでマットに食いこんで少しずつ成長過程に入っているのではと思います。

 

我ながらすごい狸の皮算用で恐縮です。

 

これには一応訳があります。

 

ここで仮にすべてのプリンカップをあけて、幼虫の数を確認すれば、一応現時点での幼虫の頭数ははっきりするのですが、それができないのです。

 

ヤエマルの初令幼虫は、少しずつマットに食い込みながら、自分の成長する環境を構築しつつ、成長していきます。

 

今の段階で、プリンカップをひっくり返してしまうことは、彼らがせっかく構築した環境をチャラにしてしまうことになりかねないのです。

 

すなわちそれは彼らの死を意味します。

 

この性格は加齢が進んでも、ヤエマル幼虫のマット交換がマットの全とっかえではなく、追加補充するという仕方で行われることに表れています。

 

幼虫は原則マットを全とっかえすると落ちてしまうのです。

 

孵化したてのヤエマル幼虫に至っては、なおさらなわけです。

 

彼らがマットに食い込み成長過程の軌道に乗るまでは、プリンカップをひっくり返すことはできないわけです。

 

現時点としては、取らぬ狸の皮算用的な予想を立てるしかないというわけでした。

 

結び

 

 

現在250㏄のプリンカップ8個に恐らく2~4個ずつ位幼虫が入っていると思うので、これで来年1月一杯までは管理します。

 

生きて成長していれば大体その時期には2令幼虫にはなっているはずなので、そこで初めてプリンカップをあけて、幼虫の頭数を数えてみたいと思います。

 

同時に飼育環境をいわゆる小ケースに移行します(多頭飼育)。

 

それまでは何頭幼虫を飼育しているのか、できるのかを知るのはお預けです。

 

1月末までは、放置です(外からのぞいちゃうと思うけど)。

 

それでは!

 

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