プラティオドンネブトクワガタを産卵セットに入れて2か月が経ちました。
ケースの外側からは依然として何も見えてきませんが、割り出してみることにします。
これまでの経緯
産卵セットに投入したのは4月6日。既に2か月以上が経とうとしていますが、幼虫が見えてこないのです。
国産ネブトのやり方を参考にして産卵セットを組んだのですが、それが悪かったのかと思いつつ、一方で調べた限りでは産卵セットは国産とそんなに違いはないという結論だったので、怪訝に思いつつも、とにかく一度割出してみることにしました。
飼育品の未使用個体ペアとして購入したものだし、本来なら爆産するはずなのですが、どうしてかと悩みます。
種親はヤフオクで購入したもので、モロタイ産2020年11月中旬羽化のペアになります。
割り出しの実際
産卵セットのケースは1300㏄クリアボトルになります。
側面はこんな感じ。
上に転倒防止用のミズゴケを置いています。
プラスチックたらいに出してみた…うーん、やっぱり何にもなさそう…
メスは中に潜っていました。
残念な思いでマットをほぐしていきます。
すると…卵が…!?
卵が3個見つかりました!
3個あるのならもっとあるに違いないと思い探してみましたが…
見つかったのは、なんと3個のみでした。
考察
卵が3個あったのはよかったですが、どうなんですかネ、2か月以上放置して、3個、しかも飼育品の生体なのに…なんとも納得できない結果です。
気になっていたのは、産卵セットで、マットの水分量をかなり多くしたこと。
これは国産では間違いなく実績のある組み方だと思うのですが、外国産のプラティオドンネブトにもそれが通用するのか…そこははっきりしません。
私が組んだネブト産卵セットの記事はこちら↓
もう一つ気になるのは、これはちょっと人を疑うことになってしまうのですが、本当に未使用個体だったのかということ。
既に十分に産んでいる使用済み生体が送られてきたのではないかという疑惑。
そうでなければ2か月産卵セットにいれて、3個しか産まないというのはちょっと…納得いかないです。
後者のほうは、はっきりとは確かめようもないので、産卵セットを新たに組みなおして、もう一度、メスを投入してみようと思います。
マットの水分は、少し多め程度にして。
これでやっぱり産まないとなると、種親メスに問題があるように思いますが、どうでしょう。
産卵セットの仕切り直し
組み方は基本一緒ですが、マットの水分量をかなり多めから少し多めに変更します。
古いマットは、その中から見逃した卵・幼虫が出てくるかもしれないので、そのまま保管しておいて、新しいマットを使います。
新しいマットといっても、ヤエヤママルバネクワガタの幼虫飼育で使った使用済みのマルバネマットですが。
1400㏄クリアボトルに加水したマットをフワッと載せるように入れていきます。
ミズゴケ、ゼリーを載せたら出来上がり♪
メスはまだまだ元気ですね。
結び
2021年のクワガタのブリードは色々苦戦しております。
ブログに書く以上結果を出したいですが、なかなかそうもいきませんね。
プラティオドンネブトはここからまた2か月~3か月放置してみたいと思います。
外国産ネブトの中では飼育は難しくないとされているのですがね。
仕方がない、気長にやっていきたいと思います。
今回の割り出しで卵は3個とれたので、なんとか無事に孵化してくれればいいのですが。
ネブトクワガタはなかなか魅力的なクワガタムシなので、なんとかつないでいければと思います。
それでは!
滴るほど多過ぎる気がしますねー
プラティオドンには必ずしも赤枯れ要らないですね。
まぁ、全てのネブトは赤枯れ無しで産みますよ。
コメントありがとうございます。
水分が多すぎたのですかね。自分でもそう思って、今回は、少し多め位にしてみました。
赤枯れにこだわっているわけではないのですが、マルバネ幼虫の使用済みマットがあるもので、それで使っています。