温度管理がうまくできずホペイオオクワガタの幼虫をセミ化させてしまった記事を以前にあげました。
読者様からのコメントで対処法をいろいろアドバイスいただきましたので、今回はそれをまとめてレポートしたいと思います。
セミ化したと思われたメスの幼虫がついに蛹になりました!
他の同腹の幼虫たちが全て羽化してしまったにもかかわらず、その幼虫(しかもメス!)だけが、依然として幼虫のままで進展がありませんでした(2021年5月29日時点)。
セミ化を報告した記事はこちら↓
この記事では、セミ化しないようにオオクワガタの温度管理の注意点についてまとめたのですが、セミ化してしまった幼虫をどう対処するかということには触れていませんでした。
私はそうなってしまったら、もうどうしようもないと思っていたのです。
ところが記事のコメント欄で読者様から、そうした時の対処の仕方をコメントいただきました。
そうか!セミ化した幼虫の対処方法があるんだ!ということにはじめて気づかされました。
今回、私のセミ化した幼虫も、まったくアドバイス通りにではないにしても、工夫したことで蛹にまで段階が進みましたので、そのことについてメモしておきます。
セミ化したかなと思った時の対処法
今からでもガーンと冷やしてから昇温すればかなりの確率で蛹化しますよ。
昇温する際に瓶も交換すればダブルショックで蛹化する確率も上がります。もう成長しないからマットで良いと思います。私はこれでほぼ蛹化させられてます。(大きくはならないです)
早期羽化と同様に温度を上げるだけでも羽化するかもです。28℃くらいですかね。
コメントいただいた読者様、ありがとうございました_(_^_)_
私の場合は、自室で管理していたのですが、室温は大体23-24度でした。
多くのホペイオオクワガタの幼虫は、この温度で蛹化・羽化してくれたのですが、1頭だけメスの幼虫で、幼虫の状態から止まっているものがいました。
それで上の記事を上げたのですが、コメントをいただいた後、とりあえず自室外の自宅の中で一番温度が高くなる場所にボトルを移動しました。
気温が上昇すると大体25度-28度位までになる場所に移したのです。
6月に入って、すずしい日もありますが、その場所は常に26-27度位あって、自室で管理しているより3-4度温度が高い場所になります。
6月17日にボトルを見たところ、まったく進展がなかった幼虫がついに蛹化していたのです。
結び
今回私が試みたのは、ずっと管理していた温度より3-4度高い場所に、飼育環境を移動したことのみでしたが、それでもセミ化を脱出することができました。
幼虫の状態で停滞していた時期がずっとあったと思うので、大きい個体は期待できなさそうですが、なんとか羽化してくれればと思います。
コメントを拝見した後、自分でも「セミ化 対処法」でネット検索してみたのですが、結構対処法について出てきました。なんでも調べてみることが大事ですね~。
もしなんらかの原因で、蛹化しない幼虫に遭遇してしまった時は以上の対処が有効のようです。
参考になれば幸いです。
それでは!
温度一定だと経験上、ある一定以上は大きくならないように思います。
他の方の記事にも同様のコメントをよく拝見します。
ある程度温度を上げての成長期、そして温度を下げる熟成期が無いといわゆる早期羽化と同様の状態になり、大型化は頭打ちになる気がします。
勿論、個体による例外はあります。
セミ化を避ける為の温度降下が結果的に成熟期になってるように思います。
国産とホペイでは成長期も成熟期も若干ベスト温度が異なりますね。
コメントありがとうございます!
お話伺って、今回のホペイは温度一定にしてしまったことも、大きくならなかった原因なのだと思いまいした。
12月位までは23,4度で成長期、翌1,2月は18度位で熟成期、3月以降徐々に温度を戻していく、みたいな感じでやってみようと思うのですが、どうでしょうか?
ご教授いただけると幸いです_(_^_)_
ご教授なんて、、、
ホペイの大型や極太だせれてるブログなんてゴマンとありますのでアタシなんかより、有名な諸先輩方の記事ご覧になられるのが良いですよ。
YouTubeはダメですよ。
閲覧数目当ての若い子でしょうから。
その道ン10年の方々の記事ご覧あそばせ
セミ化避ける為だけなら、屋外の物置で飼育すればOKです。
大きくならないけどセミ化は先ず起こりません。
勿論、夏場は菌床が持たないので、マットか材飼育になりますね。
オオクワは元々そんな環境で育ってますので、なんでセミ化するのか考えれば答えは明白ですね。