最終体重27.5gだったホペイオオクワがダイナミックに羽化不全でした_| ̄|○

ホペイオオクワガタ・ライン1で最後の大物だと思っていた最終体重27.5gが羽化してきたのですが、ひどい羽化不全になってしまいました。

 

いや~、残念です。

 

 

経歴

 

ライン1は2020年6月孵化の子たちで、オスの幼虫は6頭採れました。

 

今回の子は、2021年1月5日3本目交換の時点で27.5gありまsた。

 

その時点で、オスの幼虫の中では最大体重でしたので、77㎜オーバーを大いに期待していたのです。

 

3本目からは菌糸ビンではなく、マットボトル飼育に切り替えました。

 

当時は、温室で飼育していたので、もっと早く羽化すると思い、マット飼育に切り替えたのですが、それは誤解でした。

 

冬場に温室を導入したのが今回初めてだったこともあって、同一環境で飼育していた本土ヒラタクワガタがどんどん昨年内に羽化していくので、オオクワガタもそうなのかなと思ってしまったのです。

 

オオクワガタはしっかり時間かけて羽化してくるというのが、その後の経過でわかりました。

 

1月にマット飼育に切り替えて、結局羽化してきたのは、4月10日でした。

 

蛹室から羽化までの様子

 

2月の後半に蛹室を作りました。

 

見るとビン底だったので、前蛹の内にビンをひっくり返して対処。

 

3月8日ごろ蛹化、それから約1か月、羽化するのを楽しみに待っていたのです。

 

4月10日、ついに羽化が始まります。

 

3日ほど経って、ボトルを外から観察すると、羽の部分がいつまでも白く見えている、おかしいなあ、もう色づいて、腹の白い部分は上翅で隠れてもいいようなものだけど…

 

ボトルは、クリアボトルではなく半透明のやつなので、はっきりとは見えないのです。

 

羽化から6日ほど経って、それでもまだお尻の方が白っぽく見えるので、我慢できなくなり、掘り出して、不全かどうか確認しました。

 

私の残念な予想は的中し、極めて、大胆というか、ひどい羽化不全でした。

 

 

うわー!残念 _| ̄|○ _| ̄|○ _| ̄|○

 

一番期待していた個体だったので、本当に残念です。

 

マット飼育にしたのは、アバレ防止や羽化不全を防ぐためだったのですが、今までの菌糸ビン飼育でも見たことがないような、ひどい羽化不全でした。

 

 

私の貧しい経験と知識では、どこがネックになってこのようなひどい不全になったのかわからないのですが、よく見てみると、腹ばいになれないで羽化がはじまってしまったのではないかと思います。

 

ボトルをひっくり返したことで、逆に蛹室のバランスを崩してしまったのでしょうか。

 

サイズですが、この状態なので正確には分からないのですが、75㎜以上はあるように思います。

 

結び

 

ライン1は、はじめに書いたように6頭いて、その内、1頭はおそらく傷ついてしまった幼虫なので☆になっているんじゃないかと思っています。

 

2月に2頭が普通に羽化してきて、その後が2頭続けて羽化不全となってしまいました。

 

残るは、1頭で、こちらは、唯一常温(室内)飼育で育てた子になります。

 

この子は常温飼育だけに、まだ幼虫か、早くても前蛹位だと思います。

 

なんとかこの子は、普通に羽化してきてくれるといいのですが。

 

羽化不全が続くととても不安になりますね。

 

また同じ悲劇が起こるのじゃないかと。

 

最後の子が普通に羽化してきてくれることを願いたいと思います。

 

それでは!