東京都産本土ヒラタクワガタF1羽化結果

東京都産本土ヒラタクワガタWDからの2代目、F1個体が羽化してきました。

 

1年間の振り返りと羽化結果を報告します。

 

果たして目標達成できたか?

 

 

種親

 

種親は、2021年7月にショップで購入した東京都某区産本土ヒラタクワガタの野外採集品です。

 

♂52mm、♀32mm

 

東京都産で大型個体を目指す第一弾になります。

 

F1では、♂60mmUP、♀35mmUPを目標に掲げました。

 

F3で、♂68mmを目指したいと思います。

 

7月末に産卵セットを組んで、8月末にマットボトルで幼虫飼育を開始しました。

 

マットは、フジコンのクワデブロpro発酵マットです。

 

経過

 

産卵セットに♀を投入している期間(1週間)が短かったのか、または野外品だったからなのかわかりませんが、幼虫は3頭しか採れず、しかも1頭は☆になってしまいました。

 

実質2頭での累代飼育でした。

 

♂♀うまく分かれてくれればいいけどと心配しましたが、見事に♂♀に分かれてくれました。

 

2021年12月2本目マットボトル交換

13.5g、7.5g

 

この時点で、幼虫の大きさを見て、♂♀に分かれてくれたことがわかりました。

 

7.5gの♀はこのまま2本かえしで行こうと思い、13.5gの♂の幼虫は、様子を見て3本目の交換をするか決めようと思いました。

 

2か月後、2022年2月21日に♂のマットボトルの交換を行いました。

 

前回の交換後♂のボトルを観察していたところ、2か月ほどで随分と空洞ができて、マットが減ったように思えたので、2本でも行けるかなと思ったのですが、念のため3本目交換しました。

 

実際にボトルを掘ってみると空洞のところもありましたが、底の半分位はまだ、マットが詰まっていて、ひょっとしたら交換しなくてもよかったかもしれません。

 

5月♀を人工蛹室へ

 

♀は4月の終わりごろ蛹になりましたが、ボトル底に蛹室を作ってしまったので、人工蛹室に移しました。

 

ボトルをひっくり返せば、それでもよかったのかもしれませんが、なぜか心配になって掘り出してしまいました。

 

 

おかげで羽化の様子を観察することができましたが。

 

 

 

5月7日♀は無事に羽化します。

 

羽化後2週間後にサイズを測ったところ、37mmでした。

 

目標は35mmUPでしたので、達成です!

 

♂の羽化

 

♂は5月には蛹室を作っていたのは分かっていましたが、側面に作っておらず、羽化しているのかどうかわかりませんでした。

 

6月に入って、もういいだろうと思い、ボトルを掘り返してみると、もう十分に固まった♂が出てきました。

 

 

サイズは、59.5mm。惜しい、60mmまで0.5mm足りませんでした。

 

でもまあ、おおむね目標達成ですかね。

 

♂♀ともに5月の初旬に羽化でした。

 

幼虫期間は、9か月。

 

飼育している自宅の部屋は、冬でも14度~18度程度室温がありますので、室内での常温飼育がちょうどいいいんじゃないかと思います。

 

冬でも少しずつ成長していた感じです。

 

親子で記念写真

 

種親がまだ元気ですので、親子で記念写真を撮ることに。

 

 

 

今後のプラン

 

引き続き累代を続けていきたいと思います。

 

5月羽化ですので、後食開始も配慮しますが、できれば、8月に入ったら産卵セット組みたいと思います。

 

うまく産卵してくれるでしょうか?

 

もし今年産まなければ、越冬させて、来年、改めて、産卵させたいと思います。

 

結び

 

 

F1の羽化結果は、わたしとしては上々で、こんなもんだろうと思っています。

 

これからF2以降が問題なんじゃないかと思います。

 

F2は、♂65mmUP、♀39mmを目指したいです。

 

♀を大型化させることが、大型の♂を作出するためのキーのようですが、♀40mm簡単にはでないかなあと思っています。

 

F3で♂68mmUPを出したいのですがどうでしょうか?

 

それでは!