菌糸ビンの上までかなり食い上がってきているホペイオオクワの幼虫がいましたので、ビン交換をしました。
オスだと思うのですが、メスの可能性(希望?!)も捨てきれません。
菌糸ビンにするかマットに切り替えるか
800㏄の菌糸ビンに入れていたホペイの幼虫なのですが、この数日でかなり食い上がってきました。
10月6日の2本目の菌糸ビン交換で、体重が17gだった子です。
雌雄判別が微妙で、体重的には、オスのようでもあり、メスの可能性も捨てきれず。
ただオスだとすれば、他の幼虫たちに比べ小さいので、800㏄菌糸ビンに振り分けました。
体重が乗っているオスの幼虫は1400㏄に入れています。
ここにきて食い上がってきたので、お!一気に成長し、体重も乗ってきたのかなあ、やはりオスかなあ、とか思ったりして。
オスだとしたら、1400㏄菌糸ビンか、少なくも800㏄菌糸ビンに入れ替えてあげたほうがいいようなあと思い、SNSのグループのメンバーの方の意見も伺って、やはりビン交換することにしました。
しかし私のもともとの幼虫飼育プランは、オスでも3本目はマット飼育に切り替えるというものでした。
主にアバレや羽化不全を回避するのが目的です。
ただ、なんかまだ大きくなりそうだし、菌糸ビンのほうがいいのかなあという思いもあり、しばし、菌糸ビンにするかマット飼育にするか悩みました。
費用面を考えた場合、菌糸ビンのストックがゼロなので、1本だけ買うことになり、いつもネットで注文していますが、おそらく送料だけで、菌糸ビン代の倍位かかるだろうなあ、とか思いまして。
一方でマット飼育するにしても、もし幼虫がかなり体重が大きくなっていたとしたら、菌糸ビンにしたほうが、大きくなるのになあとか思ったりもして。
迷っておりました。
マット飼育にすることに
結果としては、プラン通りに、というか菌糸ビン一個だけ買うのをケチったという部分もあり、マット飼育に切り替えることにしました。
800㏄ボトルにマットを詰めて、そこに幼虫を投入するのです。
マットは正月に3本目のビン交換をする予定でしたので、ストックがありました。
いよいよ菌糸ビンを掘って、幼虫の体重を測りました。
前回からちょうど2か月と十数日での交換です。
食い上がっているところを見ると、これはかなり体重乗っているなと期待して計測してみたのですが。
18gでした。前回から、1gしか増えていません。
うーん。
まあ18gなら800㏄でもいいか、マット飼育でもいいかという気になりました。
この段階で、800㏄マット飼育を選択してよかったと思いました。
この幼虫一体オスなの?メスなの?
この子は、オスなのだろうか、メスなのだろうかという疑惑がまた残りました。
前回の菌糸ビン交換の時も雌雄判別は「?」としていたのです。
雌雄判別で指標とされる雌班(めすはん)を探してみたのですが、うまく見つけられません。
見つからないということはオスなんじゃないのと言われればそうなのですが…
しかし前回の2回目の菌糸ビンの交換の時も、明らかにメスのサイズだと思われる幼虫からも雌班を見つけられなかったので、私の場合それはどうも信用できないのです。
一方で巨大メスなのではないかと考えられる根拠もあるのです。
このホペイの種親は、♂77mm♀48mmとホペイとしては大型ペアです。
うまく成長していれば、巨大メスの幼虫として育っている可能性も十分あるように思うのです。
むし社の指標によると、メス15gで48mm前後になると出ています。
あまりホペイオオクワの巨大メス50mmUPはききませんが、親が48mmだとすると、巨大メスの可能性もあるかなと。
また、2か月たっているにも拘わらず、1gしか伸びていないというのも、メスなんじゃないかなあという気に私はさせられてしまいます。
オスだとすると、逆に親に比して、結構な小型オスですよね~
うーん、オスかなあ、メスかなあ、メスだといいなあ、という感じです。
結び
再度雌雄判別は保留で、800㏄のマットに投入して、来年の羽化を待ちたいと思います。
幼虫自体は、そんなに黄色味がかっているという感じではなく、すぐにも蛹室という感じでもなかったです。
この子は常温飼育なので、気長に来年の羽化を待ちたいと思います。
この子は、オスでしょうとか、メスでしょう等のご意見ございましたら、ぜひコメント欄に書き込みいただければ幸いです。
どうぞよろしくお願いします。
それでは!