羽が出たままのクワガタの対処法

先日購入したヒメオオクワガタペアですが、よく見るとメスにしっぽが生えていました。

 

どうも後翅の千切れた痕のようなのですが、さてどうしたものか?

 

対処法をレポートします。

 

 

 

後翅の千切れた痕

 

ヒメオオクワガタはむし社で12月7日に購入したものです。

 

レジでスタッフさんに生体のチェックしてもらったのですが(もちろん私も見ました)、その時は気づかなかったのです。

 

というのも、ケースに広葉樹マットと水苔を入れて、そこに生体は入っていたのですが、その千切れ痕と広葉樹マット?水苔?が非常に似ていて、メスのお尻から出ているものということをスタッフさんも私も見逃してしまったみたいなのです。

 

 

帰宅して、さてじっくり生体を眺めようという段になって、はじめてメスにしっぽがついていることに気づきました。

 

ありゃりゃ、なんだこれ~?

 

 

ヒメオオクワガタ、ブリードの難しい種であることは気づいていましたが、せっかく入手したのだから、チャレンジしたいと思いましたので、まずは繁殖に支障はないか心配になりました。

 

またカッコもよくないので、できればカットしたいとも。

 

しかしこのしっぽの正体がわからないと対処のしようがありません。

 

帰宅した時には、むし社の営業時間は過ぎていましたので、それじゃあということで、SNSのグループにそのことを写真付きで投稿してきいてみたのです。

 

しっぽの正体は何か?繁殖に問題はないのか?

 

ありがたいことに早々にコメントが返ってきました。

 

後翅の千切れた痕ではないか?

 

そうか!羽化時に後翅が収まりきらず、それが時間が経って千切れたその残骸かあ。

 

まずはそこまでは分かりましたが、これが繁殖に問題がでるのか、この千切れ痕をカットしてもいいものか等、疑問が残りました。

 

これはむし社にきいてみるしかないな、と思い翌日を待つことにしました。

 

翌日、タイミングを見計らって、むし社に電話してみました。

 

むし社からの返答は、

 

おそらく後翅の千切れ痕だろう
繁殖には問題ない
対処としては、
放っておいて自然ととれる場合もある
カットしても問題はない、ただ飛べなくなる(飼育下では問題なし)

 

というものでした。

 

繁殖には問題ないということで、ほっとしました(問題ありなら取り替えてもらおうとも考えていたのですが)。

 

しっぽは、自然に取れる場合もあるということですので、しばらく放っておこうかと思います。

 

基本的には越冬してもらうので、玄関で当分放置です。

 

春先活動を始めてきて、やっぱり取れない、やっぱり目障りということであれば、ハサミでカットしようと思います。

 

羽化時の後翅の収まり漏れは、基本切っても大丈夫なようです。ただし羽化後時間をしっかりおいてから(1か月位)だそうです。

 

結び

 

これで一旦気がかりなことはなくなりましたので、生体自体は当分放置して、ヒメオオをこれから飼育していく上でのことを、調べつつ、尋ねつつ、考えたいと思います。

 

産卵セットのこと、成虫生体を夏になっても生かしておくための管理方法等。

 

ブリードは皆さん難しいと言われるので、挫折する可能性大ですが、何かあったら、ぼちぼち記事にしていきたいと思います。

 

ヒメオオの記事が気が付いたら増えてる、みたいな頻度になると思いますが。

 

それでは!