モーレンカンプオウゴンオニ、カワラ菌床で産まないので植菌レイシ材を使うことに

WDモーレンカンプオウゴンオニのメスをデジカワラ(カワラ菌床)で産卵セット組んでいるのですが、潜りません。

 

植菌レイシ材を使うことに決めました。

 

これまでの経緯をレポートします。

 

 

これまでの経緯

 

2021年からはじめたモーレンカンプオウゴンオニ、はじめてのオウゴンオニで私としては本格的な外国産クワガタです。

 

今年2月に飼育品のペアをショップで購入、産卵セットはデジカワラ(カワラ菌床産卵セット)を採用して、ブリードを試みたのですが、いろいろあって、飼育品ペアでのブリードは断念ですることにしました。

 

断念の経緯はこちらの記事に書きました↓

 

デジカワラ産卵セットの記事はこちら↓

 

しかしモーレンカンプオウゴンオニのブリードをしてみたいと気持ちが収まらず、別のショップでWDペアを購入することに。

 

今度こそ問題ないだろうということで、順調に追い掛けして、デジカワラに投入しました。

 

しかし、ここでまた問題が!

 

メスのカワラ菌床への潜りが悪いのです。

 

飼育品のメスは産まなかったですが、菌床に穴をあけて突っ込むと自分からどんどん潜っていったし、他の箇所にも自分で穴をあけて潜っていました。

 

それに比べてWDのメスは、穴に突っ込んでもすぐに出てくるし、自分から穴をあけて潜るということをしないのです。

 

うーん、これはどうなんだろう、ということになりました。

 

それでもデジカワラ産卵セットには3回投入しました。

 

3回目までの経過の記事ははこちら↓

 

2回目も3回目もなかなか潜らない状況が続いており、特に3回目は始めの2日ほど潜ったのですが、その後は、ずっと菌床の地表の上を徘徊して、ゼリーを食しているだけの状態になってしまいました。

 

購入元のショップにいわれた通り、間違いなく適温の23度の管理で飼育しているのですが、メスが潜っていかないのです。

 

2回目、3回目の産卵セットの割り出しは、まだしていません。

 

産んでいるかいないかわからないので気になるところですが、なるべく幼虫になってから取り出したいのです。

 

メスを取り出してから1か月後に割り出す予定で、早くて、6月6日ごろになります。

 

デジカワラは後、まだ2個残っています。

 

4回目のデジカワラに投入したのですが…

 

4回目のデジカワラ産卵セットへの投入

 

4回目の投入は5月17日でした。

 

3日間様子を見ましたが、今度は穴に突っ込んでも、すぐ出てきてしまい、それから全く潜らない状態が続いています。

 

地表にたたずんでいる、ゼリーを食している、それだけ。

 

私が空けた穴も、菌糸で再び白くなってしまいました。

 

たまらなくなった私は、最後の手段、植菌レイシ材を使うことにやむなく決意しました。

 

WDだから成熟は間違いないし、元気のよさそうなものをショップで選んでもらったし、追い掛けもしている。

 

2ペアも購入して、ここで断念するのはやはり悔いが残ると思い、残っている可能性を追求することにしたのです。

 

購入元のショップによると、どうしてもデジカワラ(カワラ菌床)では産まない個体もいて、その場合は、植菌レイシ材を試してみるとのことでした。

 

私としてはそれにかけてみるしかないのですね。

 

本日植菌レイシ材をネットで注文しました。

 

到着したら、すぐに産卵セットを組んでWDメスを投入します。

 

デジカワラが2つ残った…

 

4回目のデジカワラは3日しか使ってないし、ほとんど潜っていない、それからさらにもう一個デジカワラが残っています。

 

使い道どうしようと思ったのですが、幸い飼育品ペアがまだ元気にしております。

 

一度はこのメスでは無理だと断念しましたが、あれから2か月近く経ちました。

 

メスのコンディションに変化があるやもしれないので、産んでくれたらラッキーというつもりで、4回目のデジカワラと最後のデジカワラは、この飼育品のメスに使おうと思います。

 

結局産まなかったとしたら、相談したショップが教えてくれたことが正しかったということの検証にもなるかと思います。

 

モーレンカンプオウゴンオニは、羽化してから3か月はしっかり休眠期間を与えないと、メスがうまく成熟できず、卵を産まなかったり、短命になったりする、ということの検証です。

 

その辺の詳しい説明はこちらの記事に載せています↓

 

飼育品のメス、久しぶりに産卵セットに投入するので、追い掛けをしてみました。

 

購入当初の2月はなかなか交尾せずに手こずりましたが、今回は、オスをそっとメスの仕切りの中に入れてあげると、1‐2分ですんなりペアリング成立してしまいました。

 

 

結び

 

なんだか我ながら迷走しているようにも思いますが(;^ω^)、私なりに一生懸命考えてやっているつもりです。

 

デジカワラだと産卵セット組むのとても簡単だし、割り出しも楽なので、楽ちんじゃないかと思っていました。

 

 

実際に産んでくれたら楽ちんだったのですが、産んでくれなくてここまでうまくいかないとなんだか大変です。

 

結局レイシ材を使うことになり、こちらもうまくいくかわからないので不安ですが(今はもう不安しかないです(-_-;))、レイシ材で絵に描いたように爆産してくれる夢を描きつつ、レイシ材の到着を待ちたいと思います。

 

それでは!