8月27日に割り出したミヤマクワガタの卵22個。
まだ孵化まで1~2週間位かかりそうです。
それまでの卵の管理方法をレポートしたいと思います。
卵の状態
採卵時は丸々とした卵というよりも、半数近くがまだフットボール型の細長い卵でした。
孵化にはもうしばらく待たねばならなそうです。
その場合いかに孵化成功率を高めるかですね。
もちろん全部かえってほしいですが、ちょっと色が悪いのもあります。
少なくても15頭は孵化してくれると嬉しいのですが。
卵の温度管理
卵は引き続き、簡易保冷室で管理し、温度帯は大体18-20度です。
ミヤマクワガタのオスの大あごの型は孵化から孵化直後に経験した温度帯で決まる可能性が高い、とSNSのベテランメンバーから伺いました。
16度ならエゾ型、20度なら基本型、23度でフジ型が多く羽化してきたとのことです。
私の温度帯からは基本型が羽化する可能性が大ということになりますが、どうなるでしょうか。
ミヤマクワガタのエゾ型・基本型・フジ型についての記事はこちら↓
卵の管理方法
今年ホペイオオクワガタの割り出しで採れた卵5個がどれも孵化しないで終わってしまいました。
孵化しない卵について色々調べてみた記事はこちら↓
私の管理の仕方が悪かったのか、もともと不全の卵だったのかわかりませんが、今回はそれもあってより慎重に管理しております。
このやり方なら必ず孵化するとは言い切れないですが、現時点での私のベストだと思われる卵の管理法を書いておきたいと思います。
①プリンカップ120cc※に産卵セットで使った完熟ミヤママットを再度加水して目一杯詰めます。
※プリンカップは120ccである必要はありません。もうちょっと大きいのが良かったのですが、空いているのがそれしかなかったのです。
大体1カップで卵5個位の勘定です。
②マットを詰めたらプリンカップの側面に沿って、割りばし等で卵が入るくらいの穴を開けます。
そこに卵を入れていきます。
③卵を置いたら、その上にティッシュペーパーをちょうどいい形に切ってかぶせます。
④卵が乾燥しないようにティッシュペーパーを霧吹きで軽くふいてあげます。
⑤穴をあけたふたを閉めて完成です。
⑥卵は毎日チェックしてティッシュが乾燥していたら霧吹きで湿らすようにします。
卵は直接加水(霧吹き等)しないほうが良いとのことでしたので、マットからとティッシュをかぶせることによって保湿状態を保ちます。
また壁際に卵を置いてあるので、外から孵化したかどうかがすぐわかるようになっています。
結び
上のやり方で、孵化まで辛抱強く待ちたいと思います。
本当は、幼虫になってから割り出しをしたかったのですが、ミヤマクワガタははじめてのブリード・産卵セットだったので、そもそも産んでいるのかどうか心配で、今回は幼虫が見えるのを待たずに割り出してしまいました。
しかし卵から割り出すと孵化成功率が低まるようです。
幼虫を確認してからの割り出しのほうがいいようです。
ふう~、これからまたホペイオオクワの時のように毎日孵化するかどうかをやきもきしながら待つことになるのでしょう。
今度はしっかり孵化してくれますように!
それでは!
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