人工蛹室にいたホペイオオクワガタが羽化してきました。
今期3頭目のオスであります。
羽化不全(羽パカ)になってしまいました。
原因を考えます(正直わからないですが)。
蛹時、顎ズレ矯正だった個体
生体は最終体重24.5g、蛹体重18gでした。
1頭目が蛹体重20gで、77㎜で羽化してきてくれたので、今回の子はどれ位のサイズになるだろうととても興味を持って見守っていたのですが、残念、羽パカになってしまいました。
羽化日は、2月22日です。
この個体は、以前、蛹時に顎ずれが起きて矯正していた子です。
大あごが上下にずれてしまったので、アロンアルファで大あごの先端をくっつけて対処しました。
うーん、これが原因なのかなあ~??
羽化した子は、大あごの顎ズレはないようです。
矯正しても、うまく羽化した個体を出したかったのですがねえ~、残念。
人工蛹室の問題
あと考えられるのは、人口蛹室のことでしょうか。
既に3頭ほど、その人工蛹室(ダイソーのオアシス)で羽化させていました。
だから信頼を置いていたのです。
ただオオクワガタは、蛹の時にお尻のところで、こまめに動いて、おしり部分の壁をかなり削ったりします。
それが原因で、蛹室の形が変わり、うまく腹ばいになれなかったのかとも想像します。
私が羽化に気づいた時は、既に、上翅は全部出ていて、既に羽パカでした。
その時は横向きになっていました。
まあ、羽化の最中に横向きになることもあるとは思うので、断定はできませんが、人工蛹室の不具合で、腹ばいになれなかったのかなとも。
ただその後、また見ていると、自分で、体位を腹ばいにもしておりました。
う~ん、わからない。
やはり、顎ズレの時点で、うまくいっていなかった個体なのでしょうか?
結び
今後の蛹に関しては、人工蛹室は新しいのにしようと思います。
顎ズレ矯正のせいで、不全になったとは思いたくないのですが、大あごの顎ズレはうまく解消できている模様です。
余計に残念です。
後翅のところがちょっと黒ずんでいて傷になっているところがあったので、羽化当初は心配しておりましたが、今のところ順調に体は固まってきています。
体がしっかり固まって、成虫としての活動ができそうなら、大事に飼育していきたいと思います。
今期は、いろいろ工夫して、羽化不全なく来ていたので、不全を出してしまったのは悔しいです。
不全にならないように引き続き気を付けていきたいと思います。
それでは!