発酵マットのガス抜きの必要性とその方法について調べてまとめました。
もしあなたが買ったマットをあけたとたん、きつい臭いを発していたら、ガス抜きをする必要があります。
それをしないととんでもないことに…
ガス抜きをしなければならないのだ!
マット飼育しているヒラタクワガタの幼虫のマット交換をしようとして注文した発酵マットのふうを切ってみると、きつい酸っぱい臭いがしました。
こりゃあかん、発酵臭だ。
今年の飼育の中では初めての出来事でした。
今までは、結構ええかげんな飼育をしていたので、それまでもこういうことはあってもお構いなしだったかもしれません。
主にオオクワガタの菌糸ビン飼育がメインだったので、運よく遭遇しなかったのかもしれません。
今年から心を改めて、自分のベスト飼育を追求しておりますので、マットからこのようなきつい臭いが出たときの対処法:ガス抜きもきっちりやっていきたいと思います。
きつい臭いの正体は?
発酵マットが再発酵した時にする臭いで、きつい酸っぱい臭いがします。
発酵時には、発熱もします。
この状態で、幼虫を入れても、潜らないか熱と酸欠で最悪死んでしまいます。
酸欠するということは、マットの中にいるバクテリアが活動し、酸素を吸い二酸化炭素を排出しているからです。
ガス抜きが不完全なマットを使ってしまったがゆえに失敗してしまった例↓
ガス抜きの方法
メーカー(フジコン)はブルーシートや新聞紙にマットを広げてと言っていましたが、なかなかそんなスペースとりずらいし、コバエが簡単に侵入しそうなので、なるべくスペースを取らず、かつ、コバエ侵入を防げる方法を追及しました。
①大きな目のたらいを用意する(私はダイソーで買いました)。
(※水は使いません。)
私はこのたらいを普段は掘り出しや割り出しの作業用に使っています。
②臭いの強いマットを必要量たらいになるべく広げて入れる。
③コバエの侵入を防ぐため、衣類用の収納袋でたらい全体を覆ってチャックをしめる。収納袋はダイソーで数種類出ているので一番大きいやつを用意するとたらいがちょうどよくすっぽり入ります。
④2~3日、日の当たらない場所に置いておく。
⑤たらいの底が発酵してしまう可能性があるので1日1~2回位はたらいのマットを攪拌する。
ガス抜きの期間ですが、2~3日、1週間と諸説いろいろありますが、最低丸2日は出しておいたほうがいいみたいですね。
臭いが収まり、ただの土の臭いになればオッケーのようですが、完全に臭いがなくなることもないようなのでそこは、大体でよいようです。
結び
現在ガス抜き2日目です。
予定では、明日も丸一日ガス抜きして、明後日マット交換しようと思います。
実は私、臭いのことは無視してマット交換強行しようとしたのですが、嫁がそばで見ていて、「それ使って本当に大丈夫なの??」と負けずに強く念押しされまして、しぶしぶメーカー(フジコン)に問い合わせたところ、ガス抜きしてくださいと言われて中断した次第です。
調べてみるとガス抜きが不完全だと上に貼った動画のように悲惨な結果にもなりかねないことがわかりました。
人の言うことには耳を貸さなければいけませんね。
おかげでまた学ぶことができたので嫁には感謝です。
それでは!